投資ファンドの狙いと仕組み

投資ファンドとは、投資家から資金を預かり、数年の後に物件を売りさばいて投資家に元本を返済して利ザヤを抜くことを目的としています。そのため、当然のことながら物件購入時より売却時に収益が出そうな物件でなければ意味がないのです。

ファンドの業界では、機関投資家というプロ投資家集団からの資金を元手に不動産投資を行っている不動産投資運用のプロです。あらゆる方策をもって投資家にアプローチしており、投資ファンド側から見て好物件と判断しない限り提案はしません。

ファンドにとっては、良い物件を数年の内に売却して、投資家に元本を返済しなければなりませんので、現在の利回りよりも、数年後に高く売れる見込みのある物件を選定することになります。

そのため、ファンド側は、投資家に対して様々な収益指標を幅広い視点から分析しながら投資家に期待収益の説明を行い、資金獲得を啓発しています。

従って、ファンド側の方針に沿わない物件は、いくら収益が良くても購入しないというルールがあるようです。

一方、ファンド側にもリスクはあります。サブプライム問題発生による資金繰り問題をターゲットに物件価格そのものの下落により投資益が取れなかったことがありました。

プロでも事前に見抜けない投資結果を生じてしまうリスクを抱えているのですから、一般投資家が、資産運用することには困難が伴うものです。ですから、プロに任せることは任せるなど不動産投資方法を熟考したいものです。かぎりある資産を有効活用したい気持ちは理解できても、一般の投資家が大きなリスクを抱え込むには限度がありあると思いますので、投資を始める際には、優良な不動産業者を選ぶようにしてください。