中古マンション

マンション投資と言っても、新築マンションと中古マンションでは、投資リスクが大きく異なります。中古マンションは、比較的低価格で利回りの良い物件もありますが、物件の利用状態やすでに周りに居住者がいることからマンション全体の生活環境を見た上で購入是非の判断が可能というメリットがあります。その半面、設備が古くなっていて、新たな利用者ニーズに合わなかったり、修繕費などに費用が嵩むこともあったりと思うほどの投資効果が期待できないなどのデメリットもあります。

中古マンションの中には、様々な理由から競売物件となっていたとか、居住者間のトラブルなどによる生活環境そのものに問題を抱えている物件も意外と多いです。初めて不動産投資をと考えている方には、中古マンション物件は少し不向きかもしれません。

また、中古と言っても元々全棟が賃貸マンションの場合と分譲マンションの場合とでも物件そのものの管理方法に違いがあります。特に賃貸マンションの場合、マンション全体の賃貸管理を1社が担っている場合と1室ごとに異なる場合があります。1棟全室の賃貸管理を1社が担っていれば、マンション全体の管理運営に目が抜き届きますが、個別の管理会社で混在していると、マンション全体を統一した管理が困難となっていることが考えられますので、物件選びには焦りは禁物でしょう。

中古物件は、建築された年代によって異なる建築基準法が適用されている点にも留意してください。2001年には、マンション管理の適正化に関する法律が施行されたことから、分譲段階から維持修繕が計画的に行われています。物件を購入する際には、不動産投資のいろはとして心得ておくと良いでしょう。